雲のむこう、約束の場所。
そんなわけで、また買ったけれど見れなかったDVDソフトを見てみる。
店頭でみかけて、なんとなく買わなきゃいけない気がした。
わたしにしては、珍しい買い方だ。
だけど、こうおもう場合は大体よい作品なので、
わくわくしながら見てみる。
それにしても、新しいモニタの影響もあるだろうけれど。
光の使い方(映像)が綺麗。
そして、音楽にどことなくなつかしさを感じます。
全体的に、ノスタルジックな雰囲気の作品でした。
また、テーマに平行世界が出てきており、
SFチックですがテーマも好きです。
平行世界とは、一般的にパラレルワールドの概念に近く、
この現実とは違うが、
別の次元(この作品では宇宙と考える)にある世界。
その世界から出られずに、現実的には眠り続ける、女の子と、
ふたりの男の子のお話です。
舞台は、技術の進歩した日本で、主に津軽半島付近。
中小国、青森、弘前なんていう、
関東人、関西人、ふつうにしらなそうな実在の地名がちらほら。
旅の知識がこんなところで役に立つとは。
以上、結構おもしろかった。
個人的にテーマが似ていると感じたのは。
・村上春樹:世界の終わりとハードボイルドワンダーランド。
・この世の果てで愛を歌う少女YU−NO。
あたりです。
興味があればそちらもどうぞ。