セイロンの巻物とドラゴンの話。
年末ごろだったかな?
部内技術発表会にて、セレンディピティーに関する発表があったのを覚えている。
それから、数ヶ月の今日。
その話をテーマにしたドラマをやると聞いて、本日ひさびさにドラマタイム。
セレンディピティーとは、思いがけない幸運の出来事、それを見つける能力。
と私は解釈している。
もともとは、セレンディップ(=セイロンの語源、現在のスリランカだったっけ?)の
3人の聡明な王子の話なのだが、
ドラゴンを倒すために旅にでるわけだ。
彼らは、幾度となくおとづれる苦難を、
観察による幸運で乗り越えるわけだが。
原作の本(セレンディップの3人の王子)を読んで私はおもった。
幸運を発見するにあたり、イレギュラーな才能は必要である、と。
長男は、一般のひとが見えないものが見える。
次男は、一般のひとが聞こえないものが聞こえる。
なんかずるいなぁ。
私たち、研究所の仕事は、まさに偶然によって作り出されるのですよ。
ですが、やっぱりそれは才能と、そして努力なんだと思います。
以上、本日のドラマはきわめて微妙でした。
■追記。
誰かをして、英語で一番幸せな単語といわれた言葉が、
君が言うと、すいぶんチープに聞こえるよ。