氷の海のガレオン/オルタ
万人受けはしないと思いますが、個人的にはとても好きでした。
アメイジング・グレイスを歌いながら、家に帰るシーンがあるのですが、
子供にとっての、このような親(まぁ、わたしゃ男の子ですが)に
なりたいと少し思いました。
まぁ、それはそれで問題はあるのですが。
個人的に、おすすめの一冊です。
こころの傷というものは、生きている、小さなおばけのようなものです。
昔、ちょっと表現は違ったけれど、同じようなことを思った覚えがあります。
わたしの言葉でいう、
「行き場のない悲しい気持ちのカケラ」が、このおばけにあたるんだろうと、
なんとなくおもったりする。
この種の本は、子供とかかわるひと向けですよね、きっと。