開発24時。

製品化が近くなると、開発部隊は死にそうな顔を始めます。
研究所はそこまでヤバくはないのですが、やはり関係する機能が搭載されたりする場合、
開発部隊の手伝い(まぁ、ほとんど開発なのですが)を進めます。やはり死にそうな感じになります。

そして私は開発のお手伝い、一年で一番、忙しい時期です。

でも、研究所で検討する場合、開発環境が別なので、ほとんど放置プレイ。
この状態でよく、検討が進んでいるなぁ、私。とか思ったりしながら仕事してます。

それにしても、開発現場はすごいのってなんのって。花形AV機器の開発、関係者はほとんど帰る暇ないですね。
これだけショートスパンでじゃんじゃん新製品が出ているのは、彼らエンジニア(一応私も含むかな?)の
サービス、根性、寿命短縮にほかならないと思います。

そんな、せっぱつまった空気満載の開発現場に、わからないことを聞きにいきました。

背面パネルをあけて、端末の一部をつなげないと、うまく書き込みができない?
なるほど、端末をつなげるピンはありますか?

と聞くと、おもむろにみんながみんな方法として、ピンセットを持ち上げてニンマリするのです。
なんで、ピンセット?
聞くところによると、電源を入れるときだけ、ピンセットで端子を連結して、データを変更する、らしい。
すげーよ。やりたくねーよ。変なところ間違ってさわって感電しそーだよ。

しかたがないので、クリップをまげて、無理やり端子にねじ込んで連結させました。

こんなカンジで、私は私、マイペースで進めていますが、うまくいったりいかなかったり。

今日は少し仕事がうまくいきました。私は、基本自分が嫌いですが、自分力で、仕事や物事がなんとか思うように進んだ場合、なんだか少し自分を許せる気持ちになります。
きっと、世の中にいる自分を好きな人って、自分の思うことが、思うように進むことの多い人なのだろう、と、ふと思いました。自分の求める期待に、自分がうまくこたえることができているならば、きっとひとはもっと自分を大切に思える。

やれやれ。