六番目の小夜子


映画化された「夜のピクニック」で有名な恩田陸さんの作品。

短編「図書室の海」に、本作のサブストーリーが掲載されております。


個人的には、男子校出身なので、小夜子さんのようなひとがいたら
間違いなく惚れます、という感想です。

私が今読むのではなく、中学・高校くらいの学生さんに読んでほしい作品ですね。
「氷の海のガレオン」でも、そう感じましたが。

冬の晴れた日って好きよ

(中略)

なんかさ、まだ神様もあたしたちを見捨ててないんだなーって感じがするじゃない?


なんとなくわかる気がしますが。
見捨てられてる気がするときは、晴れてても雨でも曇りでも、関係なく見捨てられてる気がします。