記憶
わたしにとって、もっとも大切なものは、記憶なのだろうと、
認識させられた数日間でした。
大切なひとの記憶がほとんど零れ落ちているというのは、
本人は気がつきようもないわけですが、
双方にとって、とても悲しいことに思えます。
わたしゃ、抜け落ちていても
ちっとも問題ないけれど。
どこかひとつに思いくらいにはひっかかりたいですねぇ。
ということで、京都に帰着。
おみやげはナシ。
ちょっと笑ったひとコマ。
テレビをテレビとして認識しているかどうかは怪しいが。
放送中のニュース番組を指差してひとこと。
「このひと、私の学校の先輩」
指をむけるその先にはイギリスのブラウン首相が。
あんた、留学してないでしょーが(笑)
続けて、「このひとたちも、みんな知ってる」
折りしも会場は、各国代表があつまるサミット。
事実ならあんたすげーよ。