太陽の塔
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/12/19
- メディア: 単行本
- 購入: 18人 クリック: 559回
- この商品を含むブログ (270件) を見る
クリスマスが近づくにつれて、おかしくなりがちな独り身の男の子の心情暴露です。
あ、でもそろそろそんな時期だね。
みんなが不幸になれば、僕は相対的に幸せになる。P140
幸福が有限の資源だとすれば、君の不幸は余剰を一つ産みだした。その分は勿論、僕が頂く。P228
私も、幸福の量は有限だとは思います。
でも、奪った幸せでは、幸せになれないタイプというのもいる気がします。
こういうスタンスのひとは、問題ないだろうけど。