Book

JOJO第7部最新23巻

なんだってー。無駄無駄ー。24巻が最終巻になるそうです。

マイナークラブハウス。

ちょっとイレギュラーな人たちにスポットを当てたシリーズです。 (個人的には、氷の海のガレオンの方がスキでしたが) 本作は第二巻に相当するのですが、まれに料理の描写があるのです。 これがおいしそうなのです。ラクレット。サヴォア地方の料理ですって…

ユージニア

ユージニア (角川文庫)作者: 恩田陸出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/08/25メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (148件) を見る 夜ピクとか、書かれている恩田さんの本です。 もっとも、内容は事件に関する…

HEAVEN’S DOOR

ヘブンズ・ドア作者: 高橋歩出版社/メーカー: サンクチュアリパブリッシング発売日: 2001/08/01メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (17件) を見るラブアンドフリー等、生き方で放浪の奨励をしているような、高橋歩さんの 若いころの自伝。…

トリツカレ男/いしいしんじ

トリツカレ男 (新潮文庫)作者: いしいしんじ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 43回この商品を含むブログ (194件) を見る童話に近いものがあるようにおもいましたが、とても読後感のよいお話でした。何かに夢中に…

いま、会いにゆきます/市川拓司

いま、会いにゆきます作者: 市川拓司出版社/メーカー: 小学館発売日: 2003/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 43回この商品を含むブログ (331件) を見る ぼくは空を飛ぶペンギンだった。望みようもない高みに彼女の導きでぼくは昇った。星が近かった。 …

ぐるりのこと/梨木香歩

ぐるりのこと (新潮文庫)作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/28メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (102件) を見る西の魔女が死んだ、や、からくりからくさ、あと裏庭などで有名な、作家さん。普通に小説も書い…

A型取説(A型自分の説明書)

A型自分の説明書作者: Jamais Jamais出版社/メーカー: 文芸社発売日: 2008/04/03メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 10人 クリック: 309回この商品を含むブログ (118件) を見る いきあたりばったらない。 あれ、そんなことない。 ちなみに、O型の知人は…

太陽の塔

太陽の塔作者: 森見登美彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/12/19メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 559回この商品を含むブログ (270件) を見るクリスマスが近づくにつれて、おかしくなりがちな独り身の男の子の心情暴露です。 あ、でもそろそろそん…

働くひとの夢/日本ドリームプロジェクト(編)

働く人の夢―33人のしごと、夢、きっかけ作者: 日本ドリームプロジェクト出版社/メーカー: いろは出版発売日: 2008/04/01メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (8件) を見るいろいろな職業と、それに懸けるひとびとのゆめ、職業についた動機…

出世しない技術

お金はほしいけど、とりあえず、ハードな業務はいや。 仕事はしているようで、実はあまりしていない。 的な技術を目指していたところ、 珍しい参考書を見つけました。目指すところ間違えてる気がしないでもないですが、 そこらへんは社会不適合者ならではで…

聞きたい言葉/村山由佳(著)

おいしいコーヒーシリーズ、1巻を読んだときには高校生くらいだった と思うのですが。 いつのまにか主人公のショーリ君(大学生)を追い越して、 わたしは社会人になっていました。当時は、大人の恋愛だなぁ、と思っていたものが、 いまではおいおい、もう…

夜は短し歩けよ乙女/森見登美彦(著)

かなり前に購入したのだけれど、忙しくて積んで置いたのですが、時間を見つけて読みました。 とてもシンプルにいうと、京都が舞台の、大学生の恋のお話。となるのですが、 独特の文語表現や、幻想的な情景、あと主人公の片方(男の子)のほうの性格のねじれ…

最後の瞬間のすごく大きな変化

僕は自分の使いたい言葉をなんでも使うことができるんだ。(グレイス・ペイリー/最後の瞬間のすごく大きな変化,p200) まったくだ。ただ、ときどき思う。自分の使いたい言葉を、使いたいように使う場合、多くの状況下において、かなりの弊害がある。と。

村田エフェンディ滞土録/梨木香歩

梨木さん、最近かなりメジャーになってきたように思います。 最初に読んだ彼女の本は、西の魔女が死んだ。でした。大人になってから(大学生だったかな)読んだのですが、 こういう本が、小さいときに読めたらよかったのだけれど。 そう思うような本でした。…

悦楽の園

「氷の海のガレオン/オルタ」の筆者、木地さんの作品。 テーマはやはりほぼ同じような点で、 「普通」という生き方で、システム化された現代社会と、 そのなかで普通であろうと必死に成長していく子供たちの話だと感じました。もともと普通じゃないほうのお…

六番目の小夜子

映画化された「夜のピクニック」で有名な恩田陸さんの作品。短編「図書室の海」に、本作のサブストーリーが掲載されております。 個人的には、男子校出身なので、小夜子さんのようなひとがいたら 間違いなく惚れます、という感想です。私が今読むのではなく…

氷の海のガレオン/オルタ

万人受けはしないと思いますが、個人的にはとても好きでした。アメイジング・グレイスを歌いながら、家に帰るシーンがあるのですが、 子供にとっての、このような親(まぁ、わたしゃ男の子ですが)に なりたいと少し思いました。まぁ、それはそれで問題はあ…

夜のピクニック。

高校の行事で80km歩くという、 ものすごく共感を覚えるイベントを通して、 主人公ふたりの心の交流を描いた作品。わたし、高校のイベントで50kmを5時間くらいで走ったけれど・・・。・・・やっぱ共学だったかなぁ。(恩田陸、新潮文庫。) 睡眠というものは…

トヨタ流、すごい仕事術。

当たり前だけれど、実行の難しいことの図鑑でした。 トヨタ流はなぜを5回繰り返すそうです。5回、というのはともかく。 疑問点を持つこと、これは大事だと思います。 その点において、共感できました。あとは、さよけー、って感じでした。 「できるまでや…

アジアンタム・ブルー

前作、パイロットフイッシュでも感じたけれど、 村上春樹の雰囲気に似ていると気がします。 もちろん、これは私の感じかただろうけれど。村上春樹が、現実的に、リアリスティックに 「せかちゅう」書いて、なおかつエロくしたら、 きっとこんな感じになるの…

本の話。グットラック。

人生でチャンスを上手につかむ方法を、ファンタジー世界の騎士のストーリーを交えて語られる物語。まぁ、結論は心がけって、ことっすね。 幸運を作るというのは、つまり、条件を自ら作ることである。 幸運になるための条件を下準備することが大切。だとした…

本のお話−綿矢りさ:インストール。

前々から読みたかった作品。筆者はたしか女子高生のときにこの作品を書いている。ありえねー。けりたい背中で芥川賞だったかな? 知り合ったばかりの女子高生と、小学生が、ポンコツパソコンで、ビジネスをするお話です。 この小学生の、論理的な考え方が、…

本の話。−知覚と錯覚−

最近、画像関連の仕事にかかわっているので、 人間の視覚にかかわる勉強もついでにしております。うちの一文。 妄想(delusion)誤った不合理な、場合によってはありえない思考内容あるいは 判断であり、一般的な偏見や誤解とは異なり、それを抱く人にとっては…

本のお話(ミタカくんと私/銀色夏生)

えー、どこかで記憶にとまっていた本をみつけて読んでみました。まさに、ありふれたいちにちのはなし、そのなかで登場人物たちがいろいろ考えたりするというほのぼのなちょっとだけ恋愛小説です。2、3時間程度で読めます。 恋ってはじまる前にも終わった後…

本の話:金持ち父さんの投資ガイド入門編(その1)

What for investing 人が投資をする理由は3つあるそうな。 大切なのは、その優先順序。それによってやりかたがぜんぜん違うらしい。さて、その3つは。安心・お金・快適。みんなは、どう順序をつけるんだろう?ちなみに。私は。1:快適・2:お金・3:安…

本の話:お金のいらない国

友人に進められたものですが、読んでみました。彼女いわく、理想だって。学生時代に読もうとおもったのだけれど、見つからず、生協での注文も在庫切れとのことでしたが、ここ兵庫でなんとかゲット。 1時間以内に読み終わる小説形の寓話です。 この世界はお…

ほんのはなし:海辺のカフカ(村上春樹)No3-fin.

もし物語りの中に拳銃が出てきたら、 それは発射されなくてはならない。 (アントン・チェーホフの言葉) 物事の必然性と存在意義について、 よくあらわしていますよね。 でも、私としては意味のない存在があってもいい気がする。 僕がほしいのは外からやっ…

ほんのはなし:海辺のカフカ(村上春樹)No2.

純粋な現在とは、未来を食っていく過去の捕らえがたい進行である。 実を言えば、あらゆる知覚とはすでに記憶なのだ。 (アンリ・ベルグソンの言葉) た、たしかに。哲学ではあるが。

ほんのはなし:海辺のカフカ(村上春樹)No1.

僕はかなりの数の本を読みます。なので ちょっと印象にのこった言葉などを、 それこそログ的に残しておくことにします。 いちおう、ネタばれ要素は含まないようにします。 含む場合は、背景と同色にしますので。 一冊の本を最初から最後まで読み通すよりは、…